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2017

クルマも免許ももはや不要?!〜車に乗らないコスパ重視の20代・30代の若者事情とは〜

CATEGORY時事
車内


ひと昔前は「(高校卒業したら・大学入ったら)とりあえず免許取得」というのが一般的だった。

ですが、イマドキの20代・30代の若者たちはペーパーどころか「そもそも免許を持ってないし、取ろうとも思わない」のだそうです。

ある調査によると、今年の新成人の免許保有率はたったの56%と言われており、クルマ離れを通り越してもはや "免許離れ" の風潮となっています。


出典:「免許離れ」する若者、バブル世代からの“免ハラ”被害も NEWSポストセブン


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クルマ離れ&免許離れがイマドキの若者像

悩む


出典先のNEWSポストセブンが、免許を取っていない都内在住者の声を紹介しています。


免許を取るお金と時間が正直バカにならないし、使わないかもしれないものに対して、先にお金をかけることの意味がわかりません。

仕事で使うとか、ドライブが趣味という人ならともかく、周囲の友人たちは、免許を持っていても乗らない人ばかりで、“身分証明書”としての機能しか果たしていません。

大きな買い物はネットで買って配達してもらいますし、高額な維持費を払ってまで、車のメリットを感じられないんです。

旅行先で車に乗る必要があれば、タクシーを貸し切りにすればいいですし。


出典:「免許離れ」する若者、バブル世代からの“免ハラ”被害も NEWSポストセブン



わたしもまったく 同意見 です。

はるか昔の大学時代、免許を次々と取得する同級生をよそに、自分は教習所にさえ通おうとは思わなかった。


一つには、都内に住んでおり卒業後もしばらくは東京にいるのでクルマが必要ないと思ったから。

そしてもう一つは、高校時代に二輪免許をすでに取得しており、バイク通学中に事故って「九死に一生を得る」ほどの経験をしているからだ。

("ハンドルを握ると自分は人が変わるタイプだ" と悟り、運転そのものを控えるに至った、というわけです)



事実、都心暮らしのあいだは車の必要性を感じたことは一切なかったし、海外在住の今でも別段クルマが必要とは感じていません。

旅行でたまにバイクに乗るくらいだ。


とはいえ、クルマ好きの人もそれはそれで楽しそうだなとは思いますよ。

車内で好きな曲をガンガンかけながら海沿いを走ったらさぞかし気持ちいいだろうな〜などと想像します。

要は、どこにお金をかけるかってことでしかないのです。





海外ではクルマがあったほうが便利?

悩む


正直、わたしの住む国ではクルマがあったほうが圧倒的に便利だ。

治安の良いエリアは電車の通っていない高台にあることが多く、逆に駅から近いエリアほど地価が安く治安が悪くなると言われている(そのあたりは日本と逆ですね)。

だから、この国の日本人や裕福なローカルのほとんどはクルマ持ちです。



この国へ移住するにあたって「日本と違い安くラクに免許取れそうだな」とはうっすら考えてはいたものの、結局取得することなく今に至っている。


敷地内にショップやモールの入っている住居を探せばすむ話だし、重い荷物はデリバリーを使えばいい。

クルマが必要ならタクシーを呼べば十分事足りる。


さらに言えば、外国人の運転はかなり荒っぽい。

この国の事故率は日本の3倍とも4倍とも言われており、自分で運転するのも怖い(過去にバイクで派手に事故ってるだけにね)



決定的なのは、使わない駐車場を "又貸し" できる立場にあること。


こちらの記事 にも少し書きましたが、わたしは現地で駐車場付きの部屋を借りており、自身は車に乗らないため、その駐車場を部屋の借り手(わたし)がよそに貸し出していいことになっている。

その駐車場料金も、部屋のオーナーではなくもちろん私のものとなります。


この国はクルマ社会に加えて慢性的な駐車場不足なので、告知を出せば借り手はあっという間に決まる。

まさに "貸し手有利" な状態なわけです。




タクシーに乗るのは月に数回。

その貸し出している駐車場料金で、年間のタクシー代を余裕でペイできてしまう(むしろお金が余るほどです)。


なので、実際の足代はないに等しい。

基本、コンドミニアム周辺(徒歩)ですべて用が足りてしまう。


「週末はいつも仲間を呼んでドライブ&パーリーだぜウェ〜イ!」

という "超リア充様" ならともかく、自分はその手の人種とは縁遠い生活を送っているので、そこまでクルマが必要ってわけでもない。

(逆に、超リア充様はどんどん車に乗ってバシバシ経済に貢献すればいいと思うの)



わたしのような特殊事情下にない人でも、今は カーシェア が普通の時代になってきている(そのばあい免許は必要ですが……)。

それは日本だけではなく他国も似たようなものです。

そのへんの事情については「家も車も買わないのがスタンダード?アメリカの消費傾向を探ってみる」で書いています。





ついに「免許ハラスメント」まで登場!

悩む


「ソロハラ」「バブハラ」と来て、ついには「免ハラ」まで!

同じくNEWSポストセブンから、おそろしい "免ハラ" 事情について引用してみました。


特に50代くらいのバブル世代の男性に、免許がないことを知られると大変なんです。

「それでも男か?」「車は男のロマンだ」「それじゃ女の子にはモテない」「俺らの時代は車でよくデートしたもんだ。ナンパもしたな」

など、やたら車と“男たるもの”とか、女性を関連付けて話をしてくる。

さらには「20代初めまでに取っておかないと、後々取るのが大変」とかなんとか。

僕の免許未取得を酒の肴に、だから何だというような昔話を延々……。もう免許ハラスメントですよ。

車でモテたとしても、それは本質的にその人がモテているわけではないと思うんですけどね。


出典:「免許離れ」する若者、バブル世代からの“免ハラ”被害も NEWSポストセブン



「車でモテたとしても、それは本質的にその人がモテているわけではないと思うんですけどね」

ーーよく言った!(笑)


まぁ、車はわかりやすい富の象徴ですし、高級車に乗っている男性を女性が好む傾向にあるのもよくわかります。

でもさすがに「それでも男か?」は言い過ぎってもんでしょう。


いくら高級車に乗ってたって性格がゲスい男なら普通の女はパスでしょうし、そこまで人間、単純ってものでもない。

免許未取得の人に「それでも男か?」なんて言ってしまう無神経な人間とは距離を置いちゃえばいいんですよ。


「それじゃ女の子にモテない」と言うのなら、高級タクシーの代名詞「MKタクシー」でも借り切って、周囲をあっと言わせておしまいなさい。


要は、本気でクルマが必要になったらその時に免許を取ればいい話であって、「大学生になったからとりあえず……」とか「20代のうちに……」というように "何となく" 取るものではないし、もはやそんな時代でもない、ってことなのです。





今後クルマ乗りは増えるのか?

悩む


日本の地方から人口減少が急速に加速しつつある昨今、将来的にクルマ乗りが減ることはまず間違いないでしょう。

今じゃ老いも若きも「職住近接」が普通になりつつありますしね。

(詳細は東京での職住近接はメリットだらけ? 〜職住分離の対極にあるものとは〜」を参考のこと)



もちろん、ソロハラや免ハラといった形で社会圧をかけなければ困る業界がいる事情も察しますがーーここでいう自動車業界とか教習所とかねーーそれが時代なら、従うのがスマートなやり方だと個人的には思うのですよ。


むしろ、日本の地方は外国人移住者で埋まってゆき、彼らがクルマを乗り回すようになることで、自動車保険会社が儲かるような時代がくるような気もします(笑)

(ほんっと外国人って荒っぽいですからね、運転が)



今後は日本でも2階建て電車が増えてゆき、自転車持ち込みもOKになって、欧州並みに自転車普及率が上がることも予想されます。

(2階建て電車構想については【満員電車ゼロへ】小池都知事の "2階建て電車構想" は成功するのか で詳しく書いています)


おそらくは、日本のタクシー初乗り料金も今より下がっていき、タクシーがもっと気楽な "庶民の足" となっていくことでしょう。

それこそ、「初乗り410円」タクシーは普及するのか? で以前書いたように。


果ては、完全自動運転車 ってところまで行きつくのでしょうね。




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