02
2017

バブルは若者たちの憧れ?それともうざい?「バブハラ」なる言葉も登場

CATEGORY生活
ディスコ


最近はバブルがブームのようです。

バブルをネタにするお笑い芸人が出てきたり、バブル絶頂期のころの経済回顧本が話題を集めたり。

一方で、バブル時代の価値観を若者に押し付けてくる「バブハラ」(バブル・ハラスメント)も問題になっているのだとか。

(最近「○○ハラ」という新語をよく聞きますね)


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バブハラ度チェック!

驚く唖然とする女性


週刊朝日が作成した「バブルおじさん・おばさん度チェック」なるものがあるので早速やってみました。


バブルおじさん・おばさん度チェック

画像出典:「バブルおじさん」に若者は冷ややか 職場にはびこる“バブハラ” AERA dot.



私のチェックした数は3つ。

4〜5個で「プチバブル」、6個以上で「真性バブル」とのことなので、私の場合は「バブル未満」といったところでしょうか。


他にも、このような発言を若い人たちにしてしまうと "バブハラ" に該当してしまうようです。


・「男は働いてなんぼ」「若いときの苦労は買ってでもしろ」「昔は徹夜してでも仕事した」「今どきの若者は夢がない」などと説教する

・「若いうちは(お金を)使わなきゃ。給料は上がるから何とかなるよ」などと言う

・「なぜ海外旅行に行かないの?」「なぜ家や車を買わないの?」「なぜお酒を飲まないの?」「なぜ残業しないの?」などと質問攻めにする

・「家賃が無駄だからマイホームを買え」「子供ができたら車を買え」「(結婚式には)職場の人を呼べ」などと強要する



出典:「バブルおじさん」に若者は冷ややか 職場にはびこる“バブハラ” AERA dot.



……これは確かにイラッとくるかも(笑)

明らかに時代が違うのに、昔の価値観を強引に押し付けられたら誰だって「暑苦しいなぁ」と感じてしまう。

その気持ち、わからなくはない。


一方で、そんなパワフルな時代を経験しているバブル世代を羨ましいと思ったりもします。



私自身は社会でもっとも割を食ってきた「団塊ジュニア世代」であり、日本がバブル景気に湧いていたころはまだ学生でした。

自分のお金で世の中を謳歌できる年齢には達していなかった、けれどもバブル時代は(うっすらとは)知っている世代。

子どもの数が多かったので受験はやたらと大変だったし、そのくせ就職活動のころにはすでにバブルが終わりを迎えていたという。


だからこそ、純粋にバブルを謳歌できた世代が羨ましくもあるのです。

あのころのパワーを、社会の中で直に感じてみたかった。

時代や人に勢いがあり、物価も少しずつ上がっていき、「明日はきっと良くなる」と誰もが信じて疑わなかったあの時代を。



もちろん、景気のいい他国で似たようなブームを疑似体験することはできます。

でも、それはあくまで借り物であって自分の国じゃない。

自身の生まれ育った日本で、好景気の熱というものを肌で感じ取ってみたかった(そしてできれば我が物顔で謳歌してみたかった)。

"バブハラ" と言われる背景には、「あ〜バブル世代め羨ましいっ!」という私のような忸怩たる思いがきっとどこかに隠されているのでしょう。



それでもまだ、アラフォーなら10代の頃にちょっとだけ好景気の波をかすっている。

けれど今の20代は生まれた時からすでに「不景気が当たり前」で育ってますからね。

そんな世代にバブルのころの価値観を押し付けたところで、 "うっとおしい" と思われてしまうのがオチなのかもしれない。





バブル時代のテレビ番組もすごかった!

驚く唖然とする女性


当時の日本のバブルは海外をも唸らせています。

たとえば、私の大好きな映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)の中のあるワンシーン。


「故障するのも不思議じゃないな。”メイドインジャパン” って書いてある」と言うドクに対し……

バックトゥザフューチャー1


「どういう意味?日本製は最高だよ」と即答するマーティ。

バックトゥザフューチャー2

画像出典:1955年のドク 「日本製?そりゃ壊れて当然だな」 地球備忘録



このシーンはよく覚えているのですが、日本の実力をハリウッドにまで轟かせた代表的なシーンと言えます。

(ちなみに今のハリウッドは中国系の役者さんをたくさん出してます、これも時代ですね)



海外だけでなく、当時は日本のテレビ番組もすごかった。

『世界まるごとHOWマッチ』『なるほど!ザ・ワールド』『世界一周双六ゲーム』……。


いずれも、国際化時代の幕開けを予感させるような景気のいいテレビ番組で溢れていた。

(もう30年以上も前の話ですが、うちの父も「海外で活躍する日本のお父さん」系の番組に出演経験あり……)


今も海外を扱った番組はたくさんありますが、それは「日本すげー!」をやりたいがための番組、いわば日本国民に自信をつけさせるための番組であり、「国際化にワクワクと胸踊らせる」当時のコンセプトとは違うように思う。

言葉は悪いが当時は「金にモノ言わせて」「勢いに任せて」ガンガン番組を作っていた時代だった。



その代表とも言えるのが、日テレの『アメリカ横断ウルトラクイズ』

幼少時からこの番組のファンでよく観ていたのですが、先日ネット動画で観返したら やっぱり面白かった。


クルーザーや戦車を使ったクイズがあったり、メキシコの有名遺跡を借り切ったり、マンハッタンまでヘリを何台も飛ばしたり、優勝賞品が無人島だったり……。

アメリカだけでなく、ヨーロッパや中南米にまで遠征している。

今の時代じゃ考えられないほどの豪華さです。


なんとこの番組、「世界で最も制作費のかかったクイズ番組」としてギネスブックに登録されているのだとか。

(なんせ1回の制作費が1億円ですからね)


中にはトントンと勝ち上がってしまい、会社の有給を使い果たして完全に詰んでしまったかわいそうな参加者もいました(笑)

バブルの時代だからこそ職の心配をしなくて済んだのでしょうが、今だったら考えられない事態です。



まだ東京ドームがないころの後楽園球場に集まり、クイズの正解を導き出すために公衆電話へと走った時代……。

これ、ネットもスマホもない時代だからこそ成立したんでしょうね。

今なら簡単にスマホでカンニングできちゃいますから。


ネットもSNSもない時代だからこそ、参加者もネットの書き込みにビクビクすることなくのびのびと参加できたのでしょう。

出場者が皆イキイキとしてましたから。

(うちのいとこも京大在学中に出場し、後楽園の2問目であっさり落ちています)



機内ペーパークイズ、バラまきクイズ、成田のじゃんけん、グアムのどろんこクイズ……。

すべて昨日のことのように覚えている。

スタートレックのあのBGMも未だに聴いている(あれを聴くと自分の中のやる気がよみがえってきます)。



当時はまだ海外旅行自体が高嶺の花だった、だからこそ出場者に自分を重ね、視聴者はみな胸を躍らせたのです。

グアム、ハワイ、アメリカ本土と来て最終決戦の地アメリカ・ニューヨーク。

当時のパンナムビル(現メットライフビル)での10問早押し決勝戦は手に汗握りました。



『アメリカ横断ウルトラクイズ』は、まさに日本のバブルの象徴だった。

いろんな意味で夢を見させてくれました。


バブル崩壊の足音とともに、残念ながら番組は消えてしまった(その背景には、クイズ研究会出身者による台頭もあったようです)。

今の若い人たちは知らない番組かもしれませんが、機会があったらぜひ視聴してみてください。

その面白さと壮大なスケールに圧倒されますよ。




日本にバブルが再びよみがえることはもうないでしょう。

その代わり、インターネットが世界を変え、外国も昔と違ってぐっと身近になった。

今では海外に行かなくとも、グーグルマップや YouTube でいくらでも疑似体験ができる。


華やかなバブル時代は味わえない代わりに、人は圧倒的な技術革新を手に入れた。

昨今は学生起業家も増えていると聞きます。

既存の価値観にしがみついていたらあっという間に振り落とされてしまう時代が、すぐそこまで来ている。



日本が貧乏臭くなってしまった感は否めない。

でも、今は今で、そう悪くはない時代なのかもしれない。




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