26
2017

「ハイパーボヘミアン」や「ノマド生活」にリスクはある?失敗したらどうする?【ライフハック・仕事術】

CATEGORY生活
街角の自転車


言葉としてすっかり定着した「ノマド生活」

ノマド(nomad)とは、英語で「遊牧民」の意味。オフィスにとらわれず様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルのこと。

ここまではいいですよね。

では「ハイパーボヘミアン」とは?


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ハイパーボヘミアンという新しい生き方

にっこり


「ハイパーボヘミアン」とは、いわばノマドの進化系。

要は、場所や時間にとらわれず好きなことやって暮らそうよという、究極の自由を目指す生き方です。



このハイパーボヘミアン理論を世に広めたのが、アメリカ人の ティモシー・フェリス

この人の著書が『「週4時間」だけ働く。』(原題『The 4-Hour Workweek: Escape 9-5, Live Anywhere, and Join the New Rich』)。


つまり、

「リタイアを待たず、9時―5時労働からおさらばして、現役のうちから世界中の好きな場所に住み、ニューリッチになろう」

というのがこの本の趣旨です。


会社でバリバリ働いて年収2000万を目指すのではなく、週4時間労働で年収500万の生き方を推奨しています。

このティム氏、自動化されたビジネスを所有しながら、カリブ海でダンスして過ごしたり、冒険旅行などをしながら暮らしているそうです(アメリカ人はほんと好きですね、中南米)。




私も以前、

「仕事に忙殺された年収1000万なら、時間と自由のある年収500万を選ぶ」

とこのブログのどこかに書いたことがあるのですが、基本的な考え方は一緒です(実際の年収は500万ではありませんが)。


端から見ると「ヒッピー」とか「ボヘミアン」とか言われそうですが、そう言われればそうかもしれない。

2ちゃんねるあたりの言葉を借りると「意識高い系」ですかね?

(海外住みでベジタリアンで愛用マシンは Mac でノマド生活してて……なんて人前じゃとても怖くて言えません・笑)



そもそも、自分の目標とする生き方がタレントの 大橋巨泉 さんだった。

まだノマドとかハイパーボヘミアンなどという言葉がなかったずっと前から、「大橋巨泉みたいな生き方したいなぁ」と考えていた。


夏はカナダ、冬はニュージーランド、春・秋は日本。

何ものにも縛られず、好きな時に好きな国で暮らすーー。


巨泉さんとまではいきませんが、何事も、願えば叶うもんですね。

願望力 って大事です(もちろんそこに至るまでに相応の努力はしましたが)。





まずはモデルケースとなる人物を作ろう

にっこり


思えば、自分の周りには海外から日本と関わる人物が多かった。

そもそも父親が仕事で海外だったし、社会人になってからもその手の人たちとの関わりは多かった。


IT系の会社で英語要因として雇われていた時、開発者としてプロジェクトに携わっていたのはカナダ在住の日本人だった。

その人は元は日本在住でしたが、心機一転アメリカに渡り、米国の Adobe に就職したあと、開発者として独立している。

中には JICA(ジャイカ) 所属で1年の大半は海外、なんて人もいた。


その手の人たちとの関わりが多かったので、「ずっと日本で生きていく」というプランは私にはなかった。

もちろん、ネット環境が国境を超えて生き方を容易にしたのは言うまでもありません。



昔はドルも高かったし海外は遠いものだった。

KDDが「ゼロ ゼロ ワンダフォー」と言ったり福留さんが「ニューヨークへ行きたいか〜!」と叫ぶほどには、海外旅行もまだそれほど身近なものではなかった(今の若い人は知らないネタだろうな)。


留学時代の友人たちは皆、当時日本の家族へ泣きながら国際電話していた。

ネットも携帯もない、一度日本を離れたら日本の情報はなかなか手に入らないーーそういう時代だった。



でも、今はネットがあるしスカイプでいつでも誰とでも話せる。

日本のニュースだって YouTube でいつでも海外から視聴できる。

信じられない世の中になったものです(って言ってもまだ?アラフォーですけどね)。



だからというわけではありませんが、周囲の人たちが結婚して子ども作って家買って車買って会社で出世して……という王道的な "地に足のついた生き方" をするのを尻目に、自分はバックパック一つで「地に足のつかない」生き方を好んで選びとってきた。

当初から、「人は人、自分は自分」と思っていた節がある。

生き方には多様性があって当然だし、何もわざわざ他の人たちと同じ生き方をしなくたっていいだろうと。



言ってしまうと 身軽は最強 だと気づいてしまったわけです。

日本に不動産もないし、今海外で借りているのも賃貸の家具付き物件だし、移動しようと思えばいつでも他へ移れる。

日本へ帰るのも、海外にとどまるのも自由。すべては自分の意思ひとつで決まる。



日本に不動産がないと荷物とか大変じゃない?とよく聞かれますが、不動産の手入れも大変だし、わざわざ日本で高い税金も払いたくない(日本の不動産価格が無限に上昇する時代ならともかく……)。


日本で年間1万円ちょいの私書箱を借りておけば、荷物はそこで預かってくれます。

私書箱なら海外に荷物を送ってくれるのはもちろんのこと、一時帰国した際にはホテルまで荷物を転送もしてくれる。



経済は水物。世界はいつどうなるかわからない。


就職活動の際にはすでに大手銀行や証券会社が潰れ、さらには実際のトレードを通じてリーマンショックという世界恐慌の怖さも知ってしまった。

(ついでにいうと、アジア通貨危機なんかもかつて父親経由で聞いてます)


このように、一か所にとどまることのリスク、一つの会社にとどまることのリスクを知ってしまった。


とはいえ、「ヒッピー遊牧民的ボヘミアン暮らし最強!」などと押し付けるつもりはありません。

このような生き方には向き・不向きがあるからです。





ハイパーボヘミアンの向き・不向きとリスクを知ろう

にっこり


ハイパーボヘミアン的生き方に向いている人を箇条書きにしてみます。


・フットワークの軽い人

・組織行動に興味がない人

・物欲のあまりない人

・インドアな人(孤独を恐れない人)




ボヘミアン的生き方をするのにフットワークの軽さは言うまでもありませんが、あとの3つはどうなのでしょうか?


まずは「物欲のあまりない人」。この物欲には、家とか車なんかも含まれます。

遊牧民に移動はつきもの。車はともかく、家を買って安定した暮らしがしたい、って人にはお勧めできない生き方です。

他にも、夜な夜なキャバクラで飲み歩きたいとか、出世競争大好き&組織の中で自分を発揮したい!なんて人もハイパーボヘミアンには向きません。


「インドアな人」についてですが、ハイパーボヘミアン的生き方をするのにネットスキルは必要不可欠

なので、組織に属さず孤独に黙々と作業するのが好きな人に向いている生き方と言えます。



たまに言われるのが、「ノマド生活なんて若いうちだけだよ」「体が動かなくなったらどうするの?」というもの。

これについても特に心配していません。


というのも、早いうちから終活しておけば済む話ですし、ハイパーボヘミアンだからと言って "宵越しのカネは持たない" わけじゃ決してないからです。

むしろ、車や不動産(人によっては子ども)を持たない分、お金がたまりやすいとも言えます。



仮に今の仕事がうまく行かなくなったら、もっと物価の安い別の国に移ればいい。

(そのあたりのことは「物価の低い国で暮らすというもう一つの選択」で書いています)


世の中には、日本の物価の10分の1などという国も実際に存在します。

その手の国で楽しく生きている日本人を、旅を通してたくさん見てきました。

物価が安いぶん生活の安全性が低くなるリスクはありますが、日本での100万円が1000万の価値になるのは大きい。



たとえば、中米のグァテマラ高地にあるアンティグアという都市は世界遺産に登録されていることもあり、治安は比較的良いとされています。

(物価は日本の約10分の1で、実際に住んでいる日本人もいます)

写真を見てもらうとわかりますが、ほんとフォトジェニックな町です。



アンティグアのカラフルな街並み

guatemara1


おばちゃんが歩いてるだけで絵になる

guatemara3.jpg


子供も可愛らしい

guatemara5 のコピー


買い物は露店で

guatemara2.jpg



体の無理がきかなくなったら施設へ入る準備なり、高齢者向け住宅を買う準備なりすればいいでしょう。

(幸いにも、日本の不動産はこれからどんどん安くなっていくでしょうし……)



一方、ずっと日本で暮らしてきた方は頭にくるかもしれません。

「都合のいい時だけ日本に帰ってきて日本を使って」と。


これについてはホントごめんなさいなのですが、正直に言ってしまうと「やったもの勝ち」なところはあります。

(今後は政府が出戻り日本人用の「入国税」なるものを作る時代が来るかもしれませんね、出国税があるのだから。そうなったらもちろん払う覚悟はあります)


世界経済を眺めつつ、常にその時その時で最善な生き方をする。

会社でも国でも、一か所にとどまり続けることのリスクを常に頭に入れておくーー。




ハイパーボヘミアンという新しい生き方、あなたはどう感じましたか?

もし興味があるなら、ティモシー・フェリスの著書を読んでみてください。







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