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2017

世界長者番付、日本からはたったの2人・・・日本人はなぜ「起業したくない」人が多いのか?

CATEGORY生活
考える男性


フォーブスが毎年発表している「世界長者番付」

今年度の結果を見てみると……。

トップはアメリカで36人、次いで中国の7人、インドの4人と続いている。

一方の日本はたった 2人 という結果に。

GDP3位の先進国でありながら、他国とこれほど引き離されてしまう理由は何なのでしょうか?


出典:日本から「ジェフ・ベゾス」を輩出するために必要な2つのこと Forbes Japan


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「起業したくない」日本人は7割も!

悩む


起業に関する世界調査によると、日本の労働者の7割が「起業したくない」 と答えており、33カ国中最下位だったそうです。

18~24歳という若年層で見ても、「より多くの機会を得られるので起業したい」と答えたのは、グローバル平均が約6割だったのに対し、日本の平均は3割にも満たなかったとか。


出典:日本の労働者「起業したくない」7割 33カ国中で最下位 IT media ビジネス



日本人は、なぜこれほど起業を恐れる(起業を嫌がる)のでしょうか?



私は主に 4つの理由 があるように思います。



①「日本人の気質」がチャレンジすることを嫌うから


日本人は昔から農耕型であり、大きく打って出るよりもコツコツとした作業に向いています。

日本の製造業がワールドクラスにまで成長したのはこの気質のおかげでもあると思うのです。

リスキーな起業家よりも安定している公務員が喜ばれるのも、このような気質と関係があるのでしょう。



② 一度失敗したら這い上がれない国だから


日本は他国と違い、一度失敗したらやり直せない(這い上がりにくい)国です。

それは「○○歳になったら○○しなければならない」というような、見えない年齢縛りがある文化とも関係があります。

(○○には進学や就職や結婚を入れてみてください)



③ 他人の足を引っ張る&他人の目が気になる文化だから


日本人はおおむね「皆が平均」を好む人種であるため、起業のような目立つことをすると他人が足を引っ張るようなところがあります。

「起業なんてリスキーだからやめなよ」「借金抱えて終わるだけだよ」と。

それを聞いた本人も、他人の目を気にして「もう年だしやっぱかっこ悪いしやめとこうか……」となるわけです。



④ 投資の知識が他国よりも遅れているから


米国人の年間所得の3分の1は、おカネなどに働いてもらった「財産所得」となっているそうです。

一方の日本人は、ほとんどが「自分が働く」ことで収入を得ているのだとか。

起業と同じく、てこの原理をきかせてリターンを得る投資を「どこかリスキーなもの」と捉える傾向があるようです。

出典:「おカネを働かせる」米国人、「自分が働く」日本人の差とは? ZOO online





「1つの仕事をコツコツと」では負け組になる?!

悩む


ホリエモンこと堀江貴文氏の著書『多動力』が話題となっています。

東洋経済の記事の中から一部をご紹介してみましょう。


以前、ツイッターで「寿司職人が何年も修業するのはバカ」と投稿したら大炎上した。

しかし、僕は未来のある若者が卵焼きを作るのに何年もの無駄な時間を費やすのを見ていられない。

インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だった。


(しかしインターネットの時代には)「石の上で3年我慢できたら次の仕事を教えてやる」などと言う親方のもとで働いていては貴重な時間が失われるだけ。

とにかくチャレンジしようという行動力とアイデアを進化させる力が求められる。

いくらでも代わりのいる存在であれば、給料も上がらないだろう。

ダイヤモンドがなぜ価値があるか?それは美しいからではなく、珍しいからだ。


出典:「堀江貴文氏「多動力こそが最も重要な能力だ」東洋経済online



個人的には、銀座の久兵衛と回転寿司とは棲みわけされるべきだと思うし、寿司スクールで数年チャチャっと学んだだけの職人の寿司に数万円も払えるかというと、申し訳ないが抵抗はあります。

それぞれに別の需要があるのだから、比べられるものではないと思う。



とはいえ、ホリエモンの言うこともわかります。

彼は、一度逮捕されているとはいえライブドアの創業者。

「(起業における)チャレンジ精神とアイデア力」を語らせたら右に出るものはいません。


会社員がいい例ですが、「いくらでも代わりのきく存在であれば別の人間を補充するだけ」

経営者にしてみれば、業務がうまく回るのであればその人じゃなくてもいい。

これは目を逸らしがちな、でも残酷な現実だと思います。



もちろん、みながみな起業ばかりして、現場で働く人間がいなくなったらそれはそれで困ります。

事実、先ほど述べたような理由から、日本人には起業をめざす人は少ない。

だからこそホリエモンの言い分が市井の人たちに響くのだとも言えるのですが。



企業が生き残る数を表す「企業生存率」によると、1年で40%、5年では15%にまで生存率が落ちるそうです。

つまり、5年も経つと85%の企業が倒産している計算に。

よく言われる「5年生存率」ってやつですね。



このことからも、安易に起業すればいいというものでもない。

かといって会社の奴隷は嫌だ。


なので、独立心の強い人たちの中には、「まずは副業から始めて様子を見る」という人も多いようです。

(詳しくは「30代の必須貯金額は「最低1000万円」!〜妻と兼業、夫も副業が当たり前の時代に〜」を参照のこと)


いずれにしろ、今の時代、会社だけに「おんぶに抱っこ」は危険なのかもしれませんね。




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