18
2017

「猫の国」建国に賛成?反対?

CATEGORY時事
猫 驚く


いつものように YouTube のネコ系動画を観ている時、「猫の国」建国のニュースを知った。

こちらの動画ではたまに「猫のご意見番」というシリーズ(?)を不定期でやっており、飼い主さんはトルコ在住。

「あ〜、しゃべる猫あーにゃんカワエエなぁ」などとホゲホゲしていた矢先に取り上げられたのが、このニュースだった。


「猫の国」ってなんぞや??

さっそくこの件について調べてみた。


スポンサーリンク


「猫の国」建国に賛成?反対?



どうやら「猫の国」を作ろうという話は本当だった。

要点をまとめると以下のとおり。



・無人島を購入して猫の国を建国するというプロジェクトを保護猫カフェが立ち上げる

・猫のための住民票や健康保険、年金制度なども用意する

・クラウドファンディングで資金を募集する

         ⬇︎
が……。


・「土着じゃない生物を持ち込むことの危険性を理解していない」との声が殺到

・そこで「室内飼い」の提案が保護猫カフェからなされる

・猫ホスピスや、白血病の猫達のシェルター、子猫シェルター、大規模シェルターなどを建造予定


出典:無人島を購入して「猫の国」を建国 猫カフェのプロジェクトが物議 ライブドアニュース




ここまでが前提条件。

で、ここから先は私個人で問題点を挙げてみる。



① 資金がずっと集まるのか?


クラウドファンディングで資金を集めるというが、猫の寿命は最低でも15~20年。

それだけの年月、資金を集め続けることができるのか?



② なぜ猫だけが対象なのか?


犬はダメなの?うさぎは?鳥は?ハムスターは??

ネコの繁殖力が強く、日本での殺処分数もダントツだからだろうが、ネコブームに乗っているだけと言えないか。



③ 他の猫島との差別化は図れるのか?


青島や田代島を始め、「猫島」と呼ばれる島はすでにたくさん存在する(こちらのネコたちはすべて放し飼いだが)。

仮に入島料などを取る場合、「訪れるなら既存の猫島でいいや」ということになりはしないか。

他の猫島とどう差別化を図るのか。



④ シェルターから猫が逃げた場合は?


仮にシェルターから猫が逃げた場合、島の生態系を脅かすことにならないか。



⑤ 室内飼いなら島を買う必要はないのでは?


これは「あーにゃん動画」でも言われていたことだが、シェルターを作るなら何も島まで買わなくてもいいのでは?

なぜ国内の土地ではダメなのか?(これはまぁ、日本の国土の狭さもあるのでしょうが……)




とはいえ、私は「猫の国」すべてを否定してるわけじゃない。

「猫のための住民票や健康保険、年金制度なども用意する」というのは発想が斬新でおもしろいし、その心意気は大いに買いたい。


資金が集まらなければ「猫の国」のブログを作り、グーグルのクリック型広告などで収益が入るようにする。

これなら、資金提供に余裕がない人でも、ネット環境さえあれば気軽に参加できる。

猫がシェルターから逃げる可能性は否定できないが、それを言い出したらキリがないしね。



こちらの記事にも書いたが、アメリカには計1000匹の猫を保護している個人施設がある。

創設者がお金持ちで、カリフォルニアの広大な敷地だからこそできたことだろう。


が、この施設もまた、資金難と、毎年こっそり猫を捨てに来る大勢の飼い主に悩まされているという。

似たようなことが、日本の「猫の国」に起こるだろうことは容易に想像できる。




日本は何をやるにもハードルが高い。結果、慎重になりすぎたり、計画が頓挫することもしばしばだ。

とはいえ、今回のように生き物を扱う場合は慎重であるに越したことはない。



前述のあーにゃん動画によると、トルコは過去にこの手の犬猫用シェルターを作って失敗し、大勢の犬や猫が命を落としたそうだ。

この手の国にまずは意見を聞き、海外の成功例と失敗例を加味した上で、やるならやるで慎重に「猫の国」を建国してほしい。


発案者のこころざし自体は非常に素晴らしいのだから。




関連記事

○ 犬猫「殺処分ゼロ」の県方針は正しいのか?!負担増で悲鳴をあげるボランティアたち

○ 「殺処分ゼロ」と「貧乏人はペットを飼うな」

○ 【犬猫】高齢の飼い主は老ペット用ホームも選択肢に入れてほしい


スポンサーリンク

スポンサーリンク

Related