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2017

日本人は出張嫌い?!「出張ふやすなら給料あげろ」の怪

首かしげ


ブッキング・ドットコム・ジャパンによるビジネス旅行者の出張に関する調査によるとーー。

「出張の機会が多い仕事なら、今より給与が低くなっても構わない」と答えた外国人ビジネス旅行者が30%に上ったそうだ。

一方、日本人は世界でも最低の10%にとどまり、日本人にとっては給与のほうが出張の機会を得ることよりも重要であることがわかった。


出典:「出張が多いなら給与が低くなってもいい」が日本人は1割 - 世界では? マイナビニュース


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なぜ日本人は出張があまり好きではないのか。

これね、いろんな理由があると思いますよ。


思いついたものをちょっと箇条書きにしてみましょう。



① 会社によっては出張手当が出ないから

② 上司や部下と一緒だとかえって気を使うから

③ 海外だと言葉に困るから

④ 単純に年だから移動がしんどい




他国の人なら英語でどこへでも行けてしまうけど、日本人には言葉の壁がありますからね。

加えて、「本音と建前を使い分ける目上尊重文化」の日本にあっては、上司との出張なんてかえって疲れるだけでしょう。



この話で思い出すのが、日本にいた頃の友人の商社マンのエピソードだ。


わたしが自腹を切って世界中をバックパッカーしていた頃、彼は会社のお金で「出張」と称してあちこちの国に行っていた(しかもビジネスクラスで!)


わたしが「喜望峰に行った」と告げると彼もアフリカへの営業を即座に入れ、わたしが「アンコールワットを見に行った」と告げると彼も即座にカンボジアへの営業を入れていた。


「へぇ、さすが大手商社マン、そんなことまでできちゃうのか」と当時は感心したものだが、本人によるとめんどくさい上司と一緒で、気を使うばかりだったそうだ。

(それでも、自腹を切って旅行してた貧乏パッカーの自分には羨ましかったけどね)




話を本題に戻そう。


昔のわたしだったら確実に、「出張の機会が多い仕事なら今より給与が低くなっても構わない」を選んだだろう。

日本にいた頃は、仕事で出張があるたびに、最後に観光の時間をもうけて新たな土地を楽しんだものだ。


当時のわたしはそれだけ旅への情熱があった。

今は単純に落ち着いちゃったというか、まぁ年ですね(笑)


まず10時間以上のフライトがしんどい。

日本から南アフリカまでの24時間のフライトに耐えられたのも、ひとえに若かったからこそ。


昔は団体ツアーや豪華客船の旅なんて「ダサい」と馬鹿にしてたけど、今じゃ「船で目的地まで連れてってくれるなんて最高じゃん!」と思いますから。




思えば、当時のわたしの放浪癖というか「外へ出ることへの情熱」はハンパなかった。

当時は、思えば空ばかり見上げていた。


放浪癖が顔を出すといてもたってもいられなかった。

常に「ココではないドコカ」へ行きたいと願い、上空を飛ぶはるか彼方の飛行機を目で追っては、発作的に飛び乗りたい衝動に駆られていた。

(自分がエアオタなのもこのあたりに動機がありそうです。空港は外へと飛び立つ玄関口ですからね)



ココではないドコカーー。

それは10代の頃の留学とはまったく別の感情だった。


この留学は学校からの半ば「お仕着せ」であり、親のお金だったのでありがたみがわからなかったのもある。

別に世界が見たかったわけでも見地を広げたかったわけでもない。

「ま、友達が行くから自分も」という程度の軽いノリだった。



だから自分で稼ぐようになってからは、留学では絶対に行かないだろう国や場所へと好んで向かった。

目的はそれだけではない。


わたしが世界中を旅していたのも、一つには「将来の移住地探し」という側面があった。

候補先になりうる国は必ず訪れることにしていた。

世間の評判ほどには良くない国だったり、逆に選択肢になかった国が候補に挙がったりもした。



そんなこんなで、海外移住を決断してから実行するまで、実に6年という月日を要した。

一番は仕事の都合だった。収入は生活に直結しますからね。

当時は仕事で結構いい給料をもらっていたし、それを捨てるのが惜しかった。



それでも、もう我慢できない!というところまで来ていた。

理性が吹っ飛ぶギリギリまで我慢し、気づくと行動に移していた。


海外移住の決断に6年を要したこともあり、移住計画を実行に移してからは早かった。

ビザを取ったら即引っ越しだ。

周りからも「ええ、もう引っ越すの?」と驚かれたほどだ。



陸続きの欧州などと違って、海に囲まれた日本という島国に住む日本人が海外に移り住むのは容易ではない。

特にわたしの場合、留学でも駐在でも結婚でもなく「自分の意志による」自己都合の海外移住だっただけに。


駐在や留学のような期限の縛りがないのでいつまでもここに居られるし、逆に帰ろうと思えばいつでも日本に帰れる。

(この手の "遊牧民的生き方" を好まない人にはわからない感情かもしれませんが……)




このように、当時のわたしはそれこそ「世界を見尽くしてやる!」という情熱で溢れていた。

それこそ進撃の巨人のエレンじゃないけど、情熱が溢れるあまり「壁の外へ出るんだ!」と少々キチっていた。

(まぁ「自由の翼」がトレードマークの調査兵団もあるいみ変人の集まりですからね・笑)



「自分には日本が狭すぎた」と言うつもりはさらさらない。

日本は十分広い。

ただ、年々生じる周囲との価値観のズレは如何ともし難かった。



当時は、一つ一ついろんな国を制覇するたびに胸が躍ったし、帰りの飛行機の中で次の旅行先のガイドブックを読み込むほどだった。

でも、世界の端の端まで行って気づいたことは、「別に世界はそこまで広くはないんだ」ということ。

それを知らなかった頃のほうが、人生は確実に希望に満ちていた。



……少しセンチメンタルになってしまいました。

出張話からそれてしまったこと、ご容赦ください。



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