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2017

もはや文春でさえ売れない?!〜週刊誌の行方、そして報道のあり方とは〜

CATEGORYエンタメ
雑誌


日本ABC協会がまとめた雑誌の販売部数調査によると、 スクープを連発してきた週刊文春でさえ、販売部数の増加は1万9000部余り(全体で43万部)だったという(2016年1月~6月期)。

この時期、ベッキー効果で相当なスクープを連発していたにもかかわらず、だ。

ライバルの週刊新潮さえも4万4000部ほど部数を減らしており、中には10万部を割り込む週刊誌も続出しているという。

謹慎明けの凄腕編集長の意向は、部数増加にまで及ばなかったのか。


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ネットの存在に苦戦する週刊各誌



一方、さしたるスクープがないにもかかわらず同期間に部数を伸ばしたのが、週刊現代と週刊ポスト。

それぞれ2万部増の32万部および27万部だったそうだ。


両者は労の多いスクープ路線を捨て、医療記事や夜の生活といった中高年サラリーマン向けの「読み物」に特化している。

訴訟リスクなどを考えると、文春は「労多くして益少なし」なのかもしれない。


出典:「文春砲」も販売面では不発の週刊誌マーケット Net IB News





へぇ……。あれだけのスクープを連発していた文春でさえ、たった2万部増だったんですね。

これは意外でした。


まぁ、いくらスクープ取っても即座に内容がネットに拡散されちゃいますからね。

中には文春の記事そのものを画像にしてネットにあげちゃう輩もいる始末……。



文春の公式ツイッターが

「そ、そういうのやめてね?著作権法違反だお?

と書き込んでいたのを見たことがあります(原文ママじゃありません、あしからず)。


これだけのスクープを連発すれば、昔だったら10万部は軽く超えただろうとの話なので、出版業界におけるネットの弊害は想像以上と予想します。




とはいえ、文春の活躍によって業界、特に芸能界をビビらせるには十分な効果を与えたことは間違いない。

タレントや著名人たちは、襟を正しながらも日々ビクついていることでしょう。


文春に触発されて、ライバル誌もスクープ競争に熱が入ったことは間違いないと思うので、その意味では良かったんじゃないでしょうか?

「文春砲」なんていう造語が飛び出すほど特ダネを連発されちゃ、他誌も黙っちゃいないでしょう。


2016年はホント、芸能ネタ、飽きませんでしたからね〜。

文春のおかげで掲示板、特に2ちゃんねるが湧いた湧いた(笑)





老舗週刊誌は最後の良心



テレビが真実を伝えていないことを、大衆はとうに気づいている。

松本人志が「ワイドナショーSP」の中で以下のように述べていたのは記憶に新しい。


「事務所の力関係や大きな事務所のスキャンダルは扱えなかったりする」

「一般の人にはバレてるから。このままではテレビはどんどん時代遅れになる」




そう、いくらネットで騒がれていても、大手事務所に所属するタレントネタはテレビでは扱えない。

彼らにとって、タレントは大事な商売道具だからだ。


なので大衆は、もはやネットの情報しか信じていない。

どころか、テレビで報道しないネタほどネット内で盛り上がる始末。



アメリカも似たような状況らしく、もはや国民は政治家御用達の大手メディアを信用せず、ネットニュースに依存しているらしい。

「政治家御用達の大手メディア=上級国民が見るもの=ヒラリー支持者多数」という公式に当てはめれば、トランプ大統領が誕生した背景も想像がつこうというもの。

(トランプ当選を早くから予想していた木村太郎氏は、長年の特派員経験を通じて、そのような潮流を早くから察知していたのでしょう)



日本でも同じことが言える。


慶大生による女子学生集団暴行事件が起きた際、被害者の母親が訴えたのは、テレビ局ではなく「週刊文春」と「週刊新潮」だった。

どちらも、「金で動かない」と言われている、いわゆる "硬派系" 週刊誌の雄だ。

同事件を一向に報道しないテレビ各局に対しネット内では不満が爆発、「もはや信用できるのは週刊誌とスポーツ新聞とネットニュースだけ」なんて声も挙がっていた。



真実を報道しなければ、いずれは国民から見放される。

今の人たちがテレビを見なくなったのは、単にネット時代の到来だけが理由じゃないのではないか?と思うわけです。

真実をちゃんと報道してくれないから、みんなネットのキュレーションサイトに行っちゃうんですよ?


それを思うと、文春始め老舗週刊誌は、国民にとって「最後の良心」と思うわけです。


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