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2016

今年の漢字「金」、そして2016年の流行語大賞について思うこと

CATEGORY時事
毛筆


その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が発表された。

2016年は「金」


理由としては、

① リオ五輪の「金」メダルラッシュ ② 舛添さんの政治資金(カネ・金)問題 ③ イチローの通算3000本安打達成が「金」字塔だった ④ PPAPの「金」色の衣装 など。


2位以下は「選」、3位「変」、4位「震」、5位「驚」、6位「米」、7位「輪」、8位「不」、9位「倫」、10位「乱」――だそうです。


出典:今年の漢字は「金」 リオ五輪、政治資金問題、PPAPなど  オリコン


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2012年にも「金」が選ばれているようなので、「今年の漢字」って使いまわしOKなんですね(笑)

イチローの通算3000本安打達成に「金」をかけるのは多少無理があるけど、今年はおおむね、いいんじゃないでしょうか?

少なくとも去年の「安」よりかは理屈が通っている。


ビジュアルに訴えかけるものって、やっぱ強いんですよ。

たとえば五輪の「金」メダルとか、PPAPのゴールドな衣装とかね。



いずれにしろ、「今年の漢字」の時期になると「師走だなぁ」と思いますね。

海外住みの自分は四季なんて関係なくなっちゃったけどね……。



もう一つ。

今年の流行語大賞「保育園落ちた日本シネ」を選んだユーキャンのツイッターが炎上しているようだけど、なんだかなぁ(´・_・`)



すごくどうでもいいというか……日本はなんだかんだいって「平和な国だなぁ」と思いますね。

世界では今も戦争やってたり、1秒ごとに飢えで死んでいく子供たちがいるというのにね。



むしろ、「日本シネ」が公的な場で選ばれるって、国としては真っ当なほうだと思いますよ?

世界には、自国の文句言っただけでしょっぴかれちゃう国がたくさんあるんだから。

国民の声がきちんと反映されてる――つまり、「日本シネ」が選ばれるのは、自浄作用がきちんと働いてる国ってことでもあるわけです。


移民が増えて、しかもトランプフィーバーで、右翼化傾向が強まってるんだろうか?

もちろん自国を愛するのは大切なことです、でも行きすぎた自国擁護には不安を覚える。



日本は、マイノリティ的考えを持つ者にとっては非常に生きにくい国だ。

だからこそわたしは、外国に新天地を求めたところがある。


逆に言えば、マジョリティ的生き方を好む人には最高の国だろう。

社会が全力で彼らを守ってくれるからだ。



では、日本が嫌いかというとそんな事はない。

わたし自身、日本という国を愛しているし、それはどこに住んでたって変わらない。



もっとはっきり言えば、今住んでる国の情勢よりも日本の情勢のほうがはるかに大事だし、だからこそ日々日本のニュースもチェックしている。

読み物も、世界情勢を扱うエコノミストから、日本のニュースを全般的に扱う The Japan Times に変えた。

こちらに住む友人知人よりも、日本に住む家族や友人のほうがはるかに大事だ。



どれほど嫌な面があったとしても、自分の生まれた国、故郷を最後まで見捨てられないのは、わたしが骨の髄まで日本人だからだ。

すべては自国を愛すればこそ。

だから、「日本シネ」と言われて怒る人がいるのもわかる。


わかるけど、このような真っ当な自浄作用まで否定するのはなんか違う。

日本という国にいると、自国を公的に批判しても何のお咎めにもならないその幸せを忘れちゃうのだろうか?



わたしは、ユーキャンの選考委員は何も間違ってなかった と思いますよ。

むしろ拍手したいぐらいです、よくぞ「日本シネ」を選んだなと。



一人の国民の心の叫びが、国や政治を動かす。

現に、それで政治は動いた。


「保育園落ちた日本シネ」は国会でも取り上げられた。

東京都は、待機児童問題に応えるため「とちょう保育園」を開園した。(参考記事; 日本は子供を育てにくい国なのか


「日本シネ」で政治家の心が何も動かなかったとは言わせない。



それが「言葉の強さ」だ。

たとえば他の言葉が選ばれたとして、日本の政治が動いたか?


ユーキャンの選考委員は、言葉の持つ重みや強さをよくわかっている。

少なくとも、わたしはそう思います。



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