29
2016
0
アニメや音楽を使って英語を勉強しよう!
CATEGORY語学・旅行・海外生活

生きた英語を学ぶには、アニメや音楽を使うと効果的です。
特に音楽はその時々のトレンドを反映するため、学校では習わないような口語表現がたっぷり使われています。
さらに、日本人が苦手とするリエゾンやリンキングを学ぶのにも効果的です。
スポンサーリンク
音楽で英語を学ぼう!
ここでちょっと用語のおさらいをしておきましょう。
リンキングは「言葉をつなげること」、これはいいですね。
対してリエゾンは、単独なら発音されない子音が、母音とつながることで発音されてしまう現象のことです。
例えるならこんな感じ↓ですね。

*画像は「フォニックス教授の英語発音教室」からお借りしました。
「a / i / u / e / o」と母音をしっかり発音する日本人には、この子音というのがなかなかのくせ者です。
そこに英語独特のアクセントやイントネーションも加わるので厄介です。
こうした要素が英語を難しくしているわけですが、それをテキストではなく音楽を使って楽しく学ぼう、というところにこの文章の趣旨があります。
何度も言うように、英語は楽しめないと続きません。続かなければ意味がない。
どんな方法を使ってもいいので、楽しみながら続けられたら勝ちなのです。
では「どんな洋楽を選べばいいの?」ということですが、基本は自分の好きなミュージシャンでかまいません。
一例を挙げると、 One Direction の歌詞には口語表現が多いのでおすすめです。
ちなみに、わたしがやり直し英語を始めたときはカーペンターズで練習していました。
(とある英語本に、「カレンの英語はクセがなく、綺麗な英語を身につけやすい」とあったので)。
今でもソラで歌えるカーペンターズの曲は多いです。
皆さんも好きな音楽を通して、リエゾンやリンキングを意識しながら英語の歌を歌ってみてくださいね!
アニメで英語を学ぼう!
英語字幕付きの日本のアニメも、勉強するにはうってつけです。
「アニメ」と言いましたが、英語字幕のついているものであれば、日本のドラマでも何でも構いません。
要は、「この日本語、英語だったらなんて言うのかな?」という感触を掴んでほしいのです。
今ではあらゆるファンサブ (fan-subtitled = 非公式字幕)がネット上にあふれていますので、教材には困らないでしょう。
一例を挙げると…。
NHKで放送された、中国の戦乱時代が舞台のアニメ「キングダム」。

出典: NHKアニメワールド
中国版ベルセルクのような感じで、主人公が伸し上がっていく過程と、始皇帝が中華を治めるまでの奮闘がダイナミックに描かれており非常におもしろいです。
また、中国の歴史の勉強にもなりますので、歴史を勉強したい受験生にもおすすめです。
(放送元がNHKなので、放送コードに引っかかるような過激な表現は出てきません)
このキングダムの第一話をピックアップしてみます。
少年2人と出会った武官が、2人にこう言うシーン。

武官「なかなかあっぱれな大ボラを吹きよる」→ 字幕だと、"you come up with a lie like that."
"come up with" は「~を思いつく」ですね。「よくもそのような嘘を思いつくな」ということで、的確な字幕だと思います。
別のシーンでは、少年のひとりが奉公先の納屋で怒っています。

少年「もう限界だ!」→ "I've had enough."
"I've had enough" は、「もう十分だ」といううんざりした状況を表す時によく使われます。
このように、「この日本語、英語だとこういうのか!」という新しい発見が常にあります。
ファンサブという非公式なものなのでたまに字幕ミスもありますが、アニメからも口語表現が十分学べます。
特に、キングダムに字幕を付けてくれた方は字幕も比較的安定しており、口語表現も頻繁に使ってくれるのでおすすめです(たまに人物名などのタイプミスはありますが…)。
このアニメ、3話めぐらいからぐっと面白くなっていきます。
個人的には、政(のちの始皇帝)のキャラが、毎回萌えポイントをくすぐりまくりです(笑)
いつもの海外ドラマに、英語字幕つきのアニメを加えてみると、世界がもっと広がりますよ!
「キングダム」 第1~38話 動画まとめ!
関連記事
○ DMM英会話がおすすめな7つの理由【オンライン英会話スクール感想&体験談】
○ TOEIC、TOEFL、IELTS、英検。もっとも役立つのはどれ?
○ 英語学習におすすめのサイト5選
スポンサーリンク
スポンサーリンク