21
2016

子供をほしくない人が増えている?

CATEGORY生活
子供と母親


子どもの有無は、夫婦の生き方を大きく変える。

昔から「子は宝」と言われてきたが、近年、その価値観が変わってきているようだ。

アンケートの調査結果から自論を語ってみたいと思う。


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子がほしい、けど持てないジレンマ


女性セブンが行ったアンケート調査を見てみよう。(※20代から80代の男女594名を対象に実施)


質問:「子供が欲しい、欲しかったですか?」


「親になる自信がない」(57・5%)

「子供が好きではない」(43・8%)

「経済的に不安」(37%)

「子供は欲しくない」(18・5%)


出典: 経済的に大変、自信がない…子供がいらない理由の本音 NEWポストセブン



アンケートを見てもわかるとおり、「子どもが好きではない・欲しくない」人が一定数いる中で、「不安が取り除かれれば欲しい」人がいるのも事実。

「親になる自信がない」「経済的に不安」を合わせれば、実は多くの人が子どもを望んでいることがわかる。



経済問題は大きい。

見切り発車して経済的に困窮したら、シャレにならない。


親になるからには、子どもに十分な教育を受けさせてあげたいと考えるのが世の常だろう。

そんななか、今の大学生は「奨学金を抱えるのが当たり前」になっている。


卒業と同時に「奨学金という名のローン」を抱えた状態でスタートせねばならないのだ。

そのような状況にわが子を陥らせてまで子どもがほしいのか……と問われれば、躊躇してしまうのもわからなくはない。

「ほしい」と「現実」は違うのだ。



「親になる自信がない」も同様だ。

「放任主義でもなんとかなった」親の時代とは異なり、今では多くの要素が親と子に求められる。


教育レベル、マナー、騒音問題、ママ友とのつきあい……。

昔と比べて世間が神経質になっている分、親もつねに気を張っていなければならない。


昔は子どもの声は「我慢するのが当たり前」だったが、今では立派に「騒音認定」されてしまう。

保育所だって足りない。両親は共稼ぎが普通だ。子どもの世話を実家に頼めないケースだってある。


そんな状況で、誰が子どもの面倒をみるのか??


クリアしなければならない山のような問題を考えれば、今の人たちが「親になる自信がない」と思っても不思議ではない。



授かってもシビアな現実


とはいえ、子があるゆえの苦労もある。

「子供が欲しい、欲しかった」人でも、いざ授かってみると下記のような感想が並ぶ。


「経済的に大変」

「自分の時間がなくなった」

「仕事を辞めざるを得なかった」

「ママ友との人間関係が苦痛」


出典: 経済的に大変、自信がない…子供がいらない理由の本音 NEWポストセブン



子を授かったことで、したい仕事を辞めなければならなかったり、逆に経済面で共稼ぎをしなければならなくなったケースもある。

仮に専業主婦だとしても、ママ友との関係は避けられない。


ママ友問題は、ドラマになるほど深刻な問題だ。

ママ友との確執で鬱になってしまう母親も大勢いる。



さらには、子を授かったことで時間に追われる日々が続く。

子なし夫婦をちらっと見ては、「自由な時間があって羨ましい」と感じてしまう。


今の日本ではイクメンはまだまだ少ないので、育児はやはり「女性の仕事」となってしまう。

その負担がますますストレスとなり、母親の精神を蝕んでしまうのだ。




欲しくてもあきらめた人たち


一方で、「欲しくても年齢的にあきらめた」人もいる。

女性セブンのアンケートによると、「40才を過ぎて、年齢的に厳しいと感じた時(に子供をあきらめた)」人が67%にものぼった。


彼女たちもまた、子どものいる夫婦をちらっと見ては、複雑な思いを抱えているに違いない。

中には、「子供をつくるために結婚したのではない」と夫に言われ、ホッとして不妊治療をやめたケースもあるという。


子どものことは頭の片隅にありつつも、

「夫と趣味や旅行を満喫するうちに、この生活が私たちらしい生き方だと感じた。子供を授かると生活のリズムが崩れるし、いろいろと我慢しなければならないなら、今のままがいい と思った」(38才・専業主婦)

というような境地にシフトしていくのかもしれない。




ある女性がわたしに言った。

子供というのは「産まなくても後悔するし、産んでも後悔する」と。


どちらの道を選んでも後悔するなら、より自分らしい生き方ができる道を選んだほうがいいだろう。



人には適性がある。

親になるのが向いている人もいれば、そうでない人もいる。

その人の適性に合った生き方をするのが一番いい。


不幸なのは、自分の適性を知らずに間違った道へと進んでしまうこと。

そうなると、人生不幸だ。



「産んでみたら子を愛せなかった」とか、「子のいない生活に満足できなくなってきた」とか、人生にはいろいろある。

そんな時でも、自分の選択に満足できる人 であれば、最終的には自分自身を納得させることができる。



自分の中に「核」を持ち、自分の生き方に自信を持つことは、それほど重要なのだ。

この「核」がぶれなければ、多少気持ちが変化したとしても、最終的には人生を気持ちよく乗り越えていくことができるだろう。




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