09
2016

日本は子供を育てにくい国なのか

CATEGORY生活
赤ちゃん


日本は子どもを育てるには厳しい国なのか?

最近でも、名古屋市で開所予定だった保育所が、 「静かに暮らせなくなる・交通事故が心配」などの理由で近隣住民に反対され、計画を断念した。

「防音に配慮し、駐車場も保育所から離れた場所に設置する」との案を示しても理解が得られなかった。


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賛成派と反対派、どちらが正しいのか


反対


保育所建設に際して、日本では意見がまっぷたつに分かれる。

まずは賛成派の意見。



・自分たちにも子供時代はあったのだから、子供の騒音には寛容になるべし

・次世代を担う子供たちのために我慢するのは当然

・保育施設が嫌なら将来年金を受け取るな




一方、反対派も負けてはいません。


・だったら自分らの家の隣りに保育所を建ててもらえばいい

・子供の声は騒音に近い、綺麗ごとでは済まされない

・園児を送り迎えする親のマナーがなっていない




私は、「だったら自分らの家の隣りに保育所を建ててもらえばいい」との意見が刺さりましたね。

賛成派の意見もわかる、でも彼らの家の隣りに実際「保育所が移ってきたら」どうするのか……?



子どもは未来を担う。高齢者の福祉を支えていくのも子どもたちだ。

だから、多少の我慢は必要なのかもしれない。


けれども、保育園の近くに住んだことのある私の経験から言うと、あれはなかなか厳しい


保育士さんが朝からホーンスピーカー越しに、

「みなさぁあああああん、遊んだ後はお片づけしましょうねぇえええええええ」

と、毎朝やる。

園児のキーーーンという声も、空を突き破るほど高音だ。



私は決して子ども嫌いではなく、むしろ子どもがいれば積極的に話しかけるほうだが、それでも保育園の近くに住み続けることはできなかった。

これは経験してみないとわからないだろう。

だから、反対派の意見もわからなくはない。




ではどこに保育所を建てればいいのか


ハテナ



最近、東京都庁内に「とちょう保育園」が開演した。

定員の2分の1を地域へ開放するそうで、都が率先して待機児童解消に動いている良いケースだ。


その他、「とちょう保育園」では下記のような条件が並ぶ。


・朝7時からの開所、夜10時までの延長保育

・モーニングカフェ(早朝登園する親子に朝食を提供)【希望制・有料】

・てぶらで登園(紙おむつ提供、衣服洗濯等のサービス)【希望制・有料】

・登園後の体調不良への対応

・誰でも利用可能な一時保育(都庁来庁者のお子さんを受け入れ 生後6か月から小学校就学前まで対応)

出典: 東京都



7時開園、10時まで延長とは頑張りましたね。

紙おむつ提供や衣服洗濯のサービスもいいし、早朝登園する親子に朝食を提供するサービスもグッドだ。

都庁来庁者に限り、一時保育が誰でも可能なのもいい。


小池都知事、有言実行ですな。


むかし都庁付近に住んでいたことがあるが、あのへんはビジネス街なので、新宿の中でも治安が比較的いい。

ビジネス街と保育園のマッチングも悪くない。

このような役所がもっと増えてくれればいいのに、と個人的には思う。



病院小学校の近くに保育園を建てるのもアリだろう。

患者も子どもたちの声に癒されるような気がする(少なくとも私は、もし自分が入院していたら癒されるだろう)。

わざわざ住宅街に作ろうとするから問題になるのだ。




子どもの声さえ騒音になるなんて、確かに嫌な世の中になったと思う。

思うけれども、時代は移り変わっていくものだ。


昔は鷹揚だったことでも、今は手厳しくなることもある、それが「時代が変わる」ということ。

なんでもおおざっぱで「ええじゃないか」の時代ではなくなっている。


厳しいけれども、私たちはそのような時代を生き抜いていくしかないのです。




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