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23
2016

ついに日本解禁!『ソーセージ・パーティー』は本当に問題作なのか?!

CATEGORYエンタメ
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アメリカCGアニメ史上「初のR指定」となった、映画『ソーセージ・パーティー』

「人間に買われると "楽園" へ行ける」と信じている食材たちが主人公なのだが、R指定だけあって、とにかく内容が下品で過激なのだという。

すでに劇場で観た人からは「これ絶対に日本公開は無理だろ……」との声が上がっていたほどの問題作だ。


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配給元のソニー・ピクチャーズエンタテインメントいわく、「勇気を振り絞って公開します!!」とのこと。

日本では11月4日に劇場公開される。ネタバレはほどほどに。


出典: “食べられる”残酷な運命に食品が立ち向かう問題作「ソーセージ・パーティー」、「勇気を振り絞って」日本解禁



全世界興行収入1億ドルを突破するヒットになっているだけあって、相当なタブーを破ったのでしょう。

CGアニメなのに15歳以下は観れず、お下劣ネタ、残酷描写、人種ネタ満載なところはさすがアメリカ、怖いもの知らずです(笑)

食材たちが人間に食べられるシーンは、『進撃の巨人』の残酷な捕食シーンを彷彿させます。



とにかく話題をさらっている同映画ですが、ちょっと待った!と言いたい。

「過激」というが、本当にそうなのか?居心地のいい着地点に逃げてしまっていないか??


というのも、食材たちは人間に買われた時点ですでに命がない。

野菜も加工食品もその時点ではすでに痛みがないのだから、彼らを擬人化したところでリアリティがない。

(絵的に残酷っぽく見せることはできても)


つまり、この映画はR指定の大人向けなのに、なんの啓蒙もないのだ。


そもそもなぜ主役を「食材」にしたのか?

どうせやるなら、牛や豚や鶏が残酷に処理されていく過程を描いた方が啓蒙になっただろうに。


彼らには、われわれと同じく痛覚がある。

餌を与えられ、狭い飼育場で太らされ、最後は電気ショックで命を奪われる。

(中にはまだ意識のある状態で捌かれる物もあるという)


家畜と呼ばれる彼らこそ「天国へ行ける」と信じていただろうし、餌を与えられている時点では、まさか人間に食べられるために肥やされているとは微塵も思っていないだろう。

そして最後は電気部屋へと運ばれていくわけだが、中には抵抗して足を踏ん張り、涙を流して鳴き声をあげる家畜もあるという。



どうせやるなら、「食材」ではなく動物たちのそのような現実をきちんと世の中に見せるべきだった。

(まぁ、畜産業界の反対とかいろいろあって無理なんでしょうけど……)

「食材」という何の痛みも感じないモノを主役にした時点で、この映画は真の現実から逃げている。



え?「おまえも肉を食べるだろう」って?

私はベジタリアンだ。肉はいっさい食べない。


私としては、家畜たちがどれほど残酷に命を奪われていくのかを、包み隠さず世間に公表してほしかった。

魚の踊り食いは映せても、家畜だけは残酷なシーンを見せずに綺麗なまま食そうというのは何か間違っている。


どうせなら、スーパーで肉が売られる際に、家畜たちのその残酷な行程を写真付きですべて展示したっていいくらいだ。

生産地を記すぐらいなら、人間が隠したがっているその「現実」こそ公にすべきだ。

それを知って尚、肉を食したいと思うか否かはあなた次第だ。


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